発達の特性
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「学校」という枠にハマらない個性は、よく向き合っていくと、お子さんの発達の特性が関係している場合があります。大きな音がキライ、文字を書くのが苦手、好きな事だけに夢中になりすぎて全体の動きに乗り遅れがち…、生まれ持った発達の特性が故に学校という環境がとてもツラく、マッチしないという子どもたちは、昔から一定数いましたが、かつてはそれが本人の「怠け癖」や保護者の「怠慢」「育て方の問題」とされることもありました。しかし、今、我が国においても、ようやくここ十数年ほどで、それぞれの学ぶ権利を護る為に一人一人の特性に理解を深め、適切な支援を講じる必要性を認識した上での教育実践が広がってきています。
「振りかえってみると、不登校が一つの大きなきっかけとなって子どもの発達の特性と向き合うチャンスが得られた」「子どもがより生きていきやすいように、まずは良く子どもの発達状態と向き合って、子ども自身も自分のことをより深く理解していくというだけで、不登校が変わっていった」という声。周囲のおとなが、「学校に行く事」を巡って子どもと対立するのではなく、子どもの今の気持ちに思いを重ねてサポートする体制が整うだけで、子どもの表情が生き返っていく、という事例はよくあります。
このページでは、「発達の特性」に関する正しくて正確な情報と、発達の特性に詳しい団体や、本当に繋がれる相談先を集めて、提供していきます。
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このページは、2024年度水戸信用金庫による「常磐大学における地域課題の解決に関する教育研究の奨励」教育研究助成を受けて作成されたものです。