参考図書室

「映画」「書籍」との出会いが、心を揺さぶり、大きな氣づきをもたらすこともあります。

不登校とは、学びとは、教育とは、育ちとは・・・。

根っこから見直す機会になるかもしれません。
氣になったら、「観る」「読む」のアクションを是非。

01映画

上映会などで観る映像作品。

  • 映画『ゆめパのじかん』(2022年7月)
    「川崎市子どもの権利に関する条例」をもとに官民協同で作られた「川崎市子ども夢パーク」。工場跡地を利用した約1万㎡の広大な敷地にはプレーパークエリア、音楽スタジオや創作スペース、ゴロゴロ過ごせる部屋のほか、学校に行っていない子どものための「フリースペースえん」が開設されています。 学校外の居場所で安心して過ごすことができ、好きなことをしながら様々なことに出会い、経験することにより、それが多様な学びになることを伝えてくれています。

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  • 映画『夢みる小学校』(2022年2月)
    自分のままでいいんだよ。 ひとりひとりの個性を大切にした子どもファーストな3つの学校が登場。 わくわくがとまらない”ミライの教育ドキュメンタリー”

    映画公式サイト
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  • 映画『自立への道 不登校が呼び覚ますもの』(2021年)
    元不登校児童8人の現在。漁師、会社員、農家、役者、教師など職業は様々。不登校を後悔するもの無し。彼らはいかに生きてきたのか?母親一人を含む9人のインタービュードキュメンタリー映画。それは自立への道だった・・・

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  • 映画『屋根の上に吹く風は』(2021年)
    授業も、テストも、クラスもない 鳥取県の山あいにある新田サドベリースクール。 遊びだって生き方だって、自分で考え、自分で決める。 子どもと大人の自由と葛藤の1年を追ったドキュメンタリー。

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  • 映画『こんばんはⅡ』(2019年)
    小学校のみ卒業、中学校中退、義務教育猶予の障がい者、形だけ卒業してしまった不登校経験者、外国につながる人など・・・。それぞれに理由があって学べなかった人たちが、夜間中学で学ぶ姿を描いています。

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  • 映画『かすかな光へ』(2011年)
    生きるとは、学ぶとはー。93歳(当時)の教育研究者大田堯さんが、戦後から現代へ教育の変遷の中、自然の摂理にそった生命である人間が学び育つために必要なことを求めていきます。

    映画公式サイト
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  • 映画『こんばんは』(2004年)
    東京都墨田区の文花中学校・夜間学級を三年の歳月をかけ、そのありのままの姿を描いたドキュメンタリー映画。それぞれに理由があって学べなかったご高齢の生徒さんたちが夜間中学で学ぶ姿に学びの喜びが見えます。そして同じ場に関わる中学生の子の姿も描かれています。

    映画紹介ページ

02DVD

購入して家庭で観れる映像作品。

  • 不登校なう(2011年)
    制作:東京シューレ25周年記念映画部会
    不登校の子どもが、自らの不登校・フリースクールの経験をベースに映像にした作品。子どもの気持ちがリアルに伝わってきます。
    <紹介>つくば市 石田 佳織さん

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  • 僕は僕でよかったんだ(2011年)
    制作:株式会社創造集団440Hz
    不登校の歴史を知れるとともに、フリースクール「東京シューレ」の子どもたちとスタッフが、不登校の子どもを取り巻く社会環境を良くしようと頑張ってきた姿に励まされます。
    <紹介>つくば市 石田 佳織さん

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  • 不登校の真実〜学校に行かないことは悪いことですか?(2003年)
    監督:巨椋修
    子ども、保護者、教師、フリースペーススタッフ、文科省職員、一般市民、それぞれの立場から不登校について語られています。そして合間合間に、明橋医師が子どもの心について説明されています。どの立場の人にとっても、不登校理解につながる内容だと思います。
    <紹介>つくば市 石田 佳織さん

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03書籍

  • 「とりあえずビール。」で不登校を解決する
    蓑田 雅之 著
    びーんずネット 刊
    お父さんに向けてロジカルに、そしてお父さんが共感できるような内容になっています。真っ先にお父さんに読んでもらいたい本ですが、お母さんが読んでも、旦那さんの立場や気持ちを理解できるかもしれません。難しい言葉はなく、優しく丁寧な文章で読みやすいです。
    <紹介>筑西市 ホームエデュケーション寺子屋てらこ 鈴木 有加里さん

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  • 明日、学校へ行きたくない 言葉にならない思いを抱える君へ
    茂木 健一郎, 信田 さよ子, 山崎 聡一郎 著
    角川書店 刊
    「ふつう」ってなんだろう?不登校やいじめなど学校にまつわる悩みを考える寄せられた投稿について、 3人の専門家が一緒に考えます。学校にまつわる悩みに向き合うのは、脳と心の関係について研究・発信を続ける脳科学者の茂木健一郎、カウンセリングを通して多くの人の声を聞き、人間関係の問題を見つめてきた、原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子、いじめ問題の解決を目指し、『こども六法』(弘文堂)を制作した山崎聡一郎。子どもたちや取り巻く大人が、不安や悩みごとをどのように捉え、どのような考え方をすればよいのかをともに考えていきます。
    <紹介>笠間市 志学塾 佐藤 誠二さん

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  • 抱きしめよう、わが子のぜんぶ:思春期に向けて、いちばん大切なこと
    佐々木 正美 著
    大和出版 刊
    この本のタイトルが私の心を掴んで離しません。わが子の診察待ち時間に読んで、泣きました。タイトルどおり「抱きしめよう我が子のぜんぶ」でいられたらいいなぁと思います。
    <紹介>つくば市 らくだの会

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  • 学びを選ぶ時代〜子どもが個性を輝かせるために親ができること〜
    東京フリースクール等ネットワーク 著
    プチ・レトル 刊
    日本の教育に関する法律についての話や教育機会確保法にも触れながら、様々な居場所の紹介「東京シューレ、東京コミュニティスクール、シュタイナー、デモクラテイックスクール」など、それぞれの学校の卒業生の卒業後についてなど書かれています。コスモの方の「勉強するよりも、自分は大丈夫という感覚を持つこと」次の社会もきっと楽しいことがあるんだという予感や希望のようなものが大切という言葉に、何かハッとさせられました。学校以外の学び場について知りたい方が、最初に取る本として最適だと思います。
    <紹介>つくば市 フリースクールつくば空 山元 みちよさん

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  • 学校は行かなくてもいいーー親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
    小幡 和輝 著
    エッセンシャル出版社 刊
    約10年間の不登校を経て高校3年生の時に起業した著者の体験が漫画と共に分かりやすく書かれています。子どもでも(小学校中学年以上なら)一人で読める本だと思います。 内容は、不登校経験者の体験談とどんな社会人生活を送っているかが多く、「当時、家族にこんな風にして欲しかった」「親のこの言葉に救われた」「不登校という過去とこんな風に付き合っている」など当事者が不登校という経験を丁寧に語ってくれています。 親子で読んで、不登校という選択について話をするきっかけにするのもいい一冊だと思います。
    <紹介>守谷市 岩間 里菜さん

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